#実現者

未経験・無資格でも叶えられる
大学を卒業してから挑んだ
ネイリスト

SHOHO KO

胡晶ほう

2021年新卒入社
ネイリスト

CAREER

経歴

中国出身。大学時代にアルバイトで最新コスメなどの販売に携わった経験から、美容業界を志す。法政大学経営学部経営学科を卒業後、2021年にアトリエはるかへ新卒入社し、未経験からネイリストの道へ。現在は「Belle Studio by mul」の店舗でネイリストの腕を磨きながら、販売商品の売上や在庫管理をする商品担当をしている。

2021年
/
新卒入社
2022年
/
フロント・商品担当昇格

Interview#02

4年制大学卒の私が選んだ
「ネイリスト」という仕事

美容に興味を持ったきっかけは、高校2年生のときに友達と始めたメイクでした。学校帰りにコスメショップを巡って色々試したり、洋服を試着するみたいに「似合う？」と確認しながら一緒にコスメを選ぶのがとても楽しかったのを覚えています。コスメそれぞれの色や質感の微妙な違いを見つける楽しさもあって、つい集めてしまうんですよね。とはいえ、その頃は美容への興味が仕事につながるとは思っていなくて。美容業界での就職を考えるようになったのは、大学3年生で就活を始めてからでした。決め手になったのは、輸入雑貨や最新のコスメなどを扱う雑貨店でのバイト経験です。バイトをきっかけにお客さまや友達にコスメのレビューやアドバイスを求められるようになり、それに答えるのがすごく楽しくて、やはり美容業界で働きたいと思いました。しかし、いざ美容業界に絞って就活をスタートしてみると選択肢は多くなく、専門学校ではなく4年制大学卒の自分が応募できる技術職は、非常に限られていました。そこで見つけたのが、アトリエはるかのネイリストの求人だったんです。「ここなら美容専門学校に通い直さなくても、充実した研修制度のもとで技術を習得できる」と興味を持ち、さらに面接をしてくださった社員の方々の優しい雰囲気や人柄に惹かれて、入社を決めました。

充実した研修制度で技術を磨き、
オーダーメイドで
ネイルを施せるように

アトリエはるかでは、大卒の場合は専門学校卒業よりも半年ほど早く研修が始まります。基礎からみっちり学んでいくなかで、研修制度が充実していることを改めて感じました。例えばネイルなら、ケアカラー、ポリッシュアート、ジェルネイルといった項目ごとに必要な技術が細かく分類されていて、それぞれの試験に合格してようやく接客に入れるんです。技術でも接客でもしっかりとした試験やマニュアルがあるので、未経験でも安心できました。ただ、実は私は手先が不器用で……。同期と比べても技術の習得が遅く、各メニューの試験に合格するまでにはかなり時間がかかりました。1年目の春頃に接客に入ったときには、自分の技術不足で予定時間をオーバーするなどのミスで、お客さまから厳しいご意見をいただいたこともあります。そのときは申し訳なく悔しい思いでいっぱいでしたが、「ただヘコんでいても上手くなるわけじゃない！」と前向きに練習を重ねました。努力の結果、夏頃には技術への苦手意識がなくなり、お客さまから嬉しい感想をいただく機会も増えてきました。同じ年の秋には、既存のデザインから選んでいただく定額制のサロンから、現在勤務しているオーダーメイドサロンの店舗に異動しました。今は、お客さまとコミュニケーションをとりながら、理想のネイルに仕上げていく楽しさを日々感じています。お客さまの希望を汲み取って、納得いただける仕上がりにできたときは、ネイリストとして何よりやりがいを感じます。

エピソード

Episode

初来店のお客さまからの「おまかせで」というオーダーは、今も少し緊張します。というのも、そのときの意思疎通だけでお客さまの好みを探り、そのデザインに寄せていく作業がなかなか難しいんですよね。だからこそ出来上がった瞬間にお客さまに喜んでいただけたときは、本当に嬉しくて。笑顔で「これ！こういうのがよかったんです！」と言っていただいた日のことは、忘れられません。

美容を学んだことがなくても大丈夫
自分が心から楽しめる道へ

アトリエはるかには、努力次第でステップアップしていける環境、そして年次に関わらず実力で評価してもらえる環境が整っています。私は負けず嫌いでがむしゃらなところがあるので、実力主義な環境も自分に合っているんですよね。入社2年目の今、入社当初と比べると施術できるメニューが増え、個人売上も上がってきました。また、ネイリストを極めるだけでなく、営業部や商品部など幅広い仕事に携われるチャンスがあるのも、アトリエはるかの魅力です。今後はネイリストとしてさらにスキルアップを目指しつつ、機会があれば営業や商品企画などにも挑戦してみたいですね。そのときは、大学で学んだマーケティングやコスメ収集の経験を活かせたらと考えています。私は4年制大学で、美容とは関係のないことを学び、未経験のままこの世界に飛び込みました。専門学校卒ではないからといって、美容業界への道を諦める必要はありません。就活生には、無理して決められたルート通りに進もうと思わずに、ぜひ自分が心から楽しめること・やってみたいことにチャレンジしてもらえたらと思います。